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火曜日にブルーノート東京へ。
奈良から来て、 上野に滞在中の坊さんと ロイ・ヘインズを聞きに行ってきた。 ブルーノートを運営する会社に 彼の知り合いがいるとかで、 有難いことに一切お任せ。 博物館の展示時間が 連日午後8時までになったようで、 行けるのは2ndセットのみ。 しかも、一人早めに行って 席を確保してなきゃならない。 と、思ったら、 とってくれたのはサイドの指定ボックス。 ブルーノートで指定席は初めてだ。 ステージのすぐ近くで見たいから、 いつもは長い時間を並ぶのだけど。 6月から座席が 若干変更になっており、 我々が座るのはいかにも カップルが座るような二人のソファ。 坊主の男二人が並んで座るのは ちょっと勇気がいる。 このご時世だからか、 それとも平日だからか。 かーなーり、空いている。 あの広い店にざっと70人。 ここまでは初めて見た。 定刻の9時半を過ぎてスタート。 親分のほかは、 実力ある無名な若者3人。 この3人の年齢を足していっても ロイ・ヘインズの歳には足りないか。 若いメンバーに囲まれてるが、 演奏も出で立ちもいちばん若いのは、 御年84歳のリーダーご本人。 構成はスタンダードと ジャズチューンが半々づつ。 出囃子はミディアムスローの「枯葉」。 意外な選曲とテンポで静かに始まる。 ドラム以外全員のソロが終わり、 親分の番かと思いきや、 そのままテーマに戻る。 あれっ。 何もやらないの? テーマの最後の最後に 例のSomethin' elseのリフ。 収束していきエンディングかと思えば、 突然、転調を繰り返す、 16分音符が続く、長くて 激しいキメでカットアウト。 突き放すように終わる。 うわ~。 またまた意外な展開に 会場もざわめいていると、 スティックを置いて立ち上がる。 腕を組んで「どうだ!」と言わんばかり。 さらにステージの正面まで出てきて、 もう一度、見得を切るw。 老いてますます盛ん。 ドラムの一音一音に精気が漲ってる。 老成、老熟なんて言葉とは無縁。 エルヴィンの晩年は悲しいかな、 やはり「老い」のようなものが 見え隠れしていたけれど、 この人にはそれがない。 「TE-VOU」が懐かしい、 メセニーやコリアの曲も。 「Like This」はなぜかテーマのみ。 呆気にとられる客席を見渡し、 大笑いするドラマー。 なんなんだ? この日のハイライトは、 ステージ上で選曲されたと思われる、 マッコイ・タイナーの「Passion Dance」。 ピアニストのMartin Bejeranoが素晴らしい。 触発されたのか御大のロングソロ。 生で聴かないと なかなかわからないもので、 この方、「スクエア」なドラマーと思ってた。 エルヴィン・ジョーンズとの対比で 「スクエア」と感じてたこともあるが。 全然そんなことありませんね。 ひとつひとつのタイミングが とてもとても「ゆらぐ」。 ドラムだけ聴いていると あれ?あれれれ??と 思うこともしばしば。 きっかり1時間20分。 アンコールの拍手はあったが、 間髪いれずに照明とBGMが戻った。 あの入りの少なさでは無理ないか。 斜向かいの ボックスに座っていた 陽気な黒人4人組のグループ。 なんと、フレディ・コール一行だった。 ステージ上からドラマーが 執拗に呼びかけていたw。 コットンクラブに来ているらしい。 火曜日はオフなのか、 日本人ミュージシャンも たーくさん来ていた。 これだけ 空いていたんだったら、 自由席で並んだほうが席は 良かったかも知れないが、 椅子じゃないから広く寛げたし、 たまにはいいかも知れない。 同行者のおかげで 泡のサービスもあったり、 何より演奏はりアルに素晴らしかったし、 いつもどおり満足度は高い。 帰路はバードランドに寄り道。 ライブ鑑賞後のクールダウンのつもりが、 激しく飲み、本当にダウン。
by showtkgg
| 2009-06-02 23:59
| 日常
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